2009年06月05日

『とらドラ10!』感想

「とらドラ!」10巻の感想です。
最終巻!
家出と家族との和解。
自分を取り巻くモノを捨てて二人で生きていくという家出の方向から、
一つも捨てないで幸せを作るという流れはなかなかグッと来ました。
大人になるって事を物語の中でちゃんと、描けているのが好印象。

ただ!
何だか途中で心が離れてしまった…

竜児より大河の方が家族問題は深刻だというのに、
自分の時は大河に付いてきてもらい二人でなんとか解決に持っていけたというのに、
彼女の問題解決は、丸投げって。
まぁ、信頼の成せる業だし、結果から見ると悪い親ではなかったので、竜児が付いて行く必要はなかったのかもしれないが…

周りの友人の反対にまったく耳も貸さないし、
自分としては竜児への不信で終わった最終巻でした。
やはり元々ほとんど問題のない竜児の家族が中心の話ではなく、
大河の家族との和解を中心にした方が説得力があったかなぁ

4048675931とらドラ10!
竹宮ゆゆこ(著) ヤス(イラスト)
アスキーメディアワークス (2009-03-10)


春、衝撃の出会い。ラブレター。共同戦線。電柱キック。偽乳特戦隊。かぶせたティアラ。エンジェル大河。くまサンタ。雪山の告白―そして、雪舞い落ちる二月。
手を取り合って逃げ出した竜児と大河。それぞれの想いを胸に、二人はともに未来を切り拓こうとする。立ちはだかるのは、ままならない世界。ぎりぎりの状況に立たされた竜児の下す決断とは。竜児と大河の、実乃梨、亜美、北村の、それぞれの想いの行方は。超弩級ラブコメ、感動の完結編。

posted by Stewpan at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル(本) Review
2009年04月18日

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』感想

あらすじ
俺の妹・高坂桐乃は、茶髪にピアスのいわゆるイマドキの女子中学生で、身内の俺が言うのもなんだが、かなりの美人ときたもんだ。けれど、コイツは兄の俺を平気で見下してくるし、俺もそんな態度が気にくわないので、ここ数年まともに口なんか交わしちゃいない。よく男友達からは羨ましがられるが、キレイな妹がいても、いいことなんて一つもないと声を大にして言いたいね(少なくとも俺にとっては)!
だが俺はある日、妹の秘密に関わる超特大の地雷を踏んでしまう。まさかあの妹から“人生相談”をされる羽目になるとは―。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』読み終わった。
とても面白かったです。
ギャグもシリアスもバランス良くて、なんてよく出来ているのかと感動。

妹の前で妹ゲーをやるというシーンなんて、シュールすぎる。
爆笑しました。メタメタです。
この劇中劇のギャルゲー『妹と恋しよっ♪』の妹とリアル妹の桐乃との対比、すばらしい。
リアルな妹に対する遠慮や距離感って読んでみると結構、いいな。

「妹もののギャルゲーをやってみて、俺は改めて理解したんだ。
三次元の妹なんぞ、マジでいらねーとな。」


兄/妹の関係だけじゃなくて、おたくの同士の開拓とかもなかなか。
おたくが同士をみつけていくっていう、もうそれだけで涙ものだ。

4048671804俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
伏見つかさ (著), かんざきひろ (イラスト)

アスキーメディアワークス
2008-08-10

posted by Stewpan at 01:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル(本) Review
2009年04月02日

『とらドラ9!』感想

「とらドラ!」9巻。
進路調査とバレンタイン。
「子供(大人になるもの)/大人」な対比がきわだってます。
今回、独身の先生がまっとうだw
みんながみんな、痛々しいまでに孤独感を抱えております。
亜美なんか、も〜かなしすぎです。

「あたしが悩んでいるときにも、傷ついているときも、いっつもいっつも気づいてくれなかったじゃん!あんたは、いっつも、あたしのことには気づいてくれなかった!」

実乃梨はなんかキャラが出てる突き抜け方で、悲しいんだか、笑えるんだか。
そこが救われた。

それにしても重い話だ。
傷つけないよう仲間同士では距離を取り合って、対応しているだけに、親子の問題のより直接的でシリアスの度合いがMAXです。
大河の家族はどうなっておるのだ・・・

4048672657とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)
竹宮ゆゆこ(著) ヤス(イラスト)
アスキーメディアワークス (2008-10-10)


修学旅行の冬の雪山で思いがけず大河の本当の気持ちを知ってしまった竜児。大河はそのとき事故によって意識朦朧となっており、しゃべってしまったことを覚えていなかった。そんな大河を前に竜児は態度を決めかねるが…。そして高校二年も残りわずかとなり、竜児は進路をめぐって泰子と衝突。なにかと先の見えない五里霧中の竜児に、一方では実乃梨と亜美が本当のところを見せはじめる―。超弩級ラブコメもいよいよ佳境に突入。目が離せない第9弾。
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2009年03月06日

『とらドラ8!』感想

「とらドラ!」8巻。修学旅行です。
全然、修学旅行じゃなかったけどねww

いやいや、どシリアスですね。
男子vs女子はまだしも。
櫛枝vs亜美。
女性同士かなりつっ込んで険悪ですねw
亜美は全体が見えすぎるゆえに、それぞれに対して徹底的にいらだってますし。聡すぎで、かわいそうだ。

大河に遠慮する櫛枝。
櫛枝に遠慮する大河。
フラれたと落ち込むばかりで周りが見えない竜児。
亜美から見ると、苛立ちもする。
自分は蚊帳の外に置かれっぱなしだしね。

大河の本心が竜児に伝わってしまうなど、色々あったが、
亜美の巻だと言わざるを得ない。

「高須くんは、バカだから嫌い」

4048671707とらドラ!〈8〉 (電撃文庫)
竹宮ゆゆこ(著) ヤス(イラスト)
アスキーメディアワークス (2008-08-10)


始業式前日。インフルエンザからようやく回復したものの、精神的にはいまだ立ち直れない竜児に、大河は自立宣言を突きつける。それは…、他ならない竜児と、実乃梨のため。そして幕を開ける新学期。竜児はぎくしゃくしながらも実乃梨となんとかもう一度向き合おうとする。折りしも学年最後のイベント、修学旅行が目前に迫っており、竜児はそこで実乃梨の真意を確かめようと決意するが―。なにやら雰囲気の変わった大河と北村、新学期になって突き放すような態度をとる亜美。それぞれの思惑を秘めた修学旅行の行方は!?超弩級ラブコメ第8弾。

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2009年01月16日

『とある飛空士への追憶』感想

「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?―圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。

評判がとても良いようなので、周りにつられて読んでみました。正解でした。
(以下ネタバレあり。)
三人称の文体がしっくりくるような、登場人物との距離感。
「追憶」というような、美しい話でした。
淡白な世界観と戦闘という組み合わせ。
とても読後感が良かった。
現実の不条理に対しても、ここまで暖かくしてくれるのが

それになんと言ってもファナの成長ぶりがすばらしい。
無人島での生まれ変わりは震えました。
なんとも一瞬一瞬が煌いている。

なんといっても、このラストシーンがあるからこそ。
ファナを奪還して二人で暮らすという方法をとらないことが、この話の良心。
後を引く余韻がたっぷりと感じられます。

とある飛空士への追憶
とある飛空士への追憶(ガガガ文庫)犬村小六(著) 森沢晴行(イラスト)

小学館 (ガガガ文庫)
2008-02-20

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レヴィアタンの恋人 (ガガガ文庫)
posted by Stewpan at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル(本) Review
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